今日は表計算ソフト Excel と、このブログで何回か登場している
Ruby, Python とを連携するためのモジュール、ライブラリについて
紹介したいと思います。
・Ruby
spreadsheet
http://rubyforge.org/projects/spreadsheet/
・Python
pyExcelerator
http://pypi.python.org/pypi/pyExcelerator/
python-excel(xlrd、xlwt、xlutils)
http://www.python-excel.org/
ゲーム開発をする際に、昨今のゲームエンジン等に見られるような、
ゲーム内オブジェクトの視覚的な配置等が行えるツールのようなものを
スクラッチで作ろうとすると、かなり手間がかかるかと思います

またゲームによっては、ビジュアルなエディタを必要とせず、ステージや
シーンのセットアップ時に静的なパラメータがあれば十分、というものも
ありそうです

そんなときに Excel を使ってゲーム内パラメータを定義すると便利かもしれません。
Excel から出力した csv ファイルを、ゲーム内パラメータに変換するコンバータを
作成してもいいかもしれませんが、上記で紹介しているモジュールを用いれば
もう少し楽にデータの抽出、変換が行えそうです。
最新の技術情報にアンテナをはっている方にはレトロな内容の記事かもしれません。
ですが、これからゲームを作ってみたい、もしくは初めてゲーム開発に取り組んでいるという方は
表計算ソフトとライトウェイトランゲージ(Ruby, Python, etc) の力を
借りてみれば、強力なレベルデザインツールがつくれるかもしれませんね

またゲーム用のツールだけでなく、工夫すればスケジュール管理や仕様書などに
関する作業でも、自動化できるものが見つかったりするかも?
それではまた
