2009年05月26日

散歩

「オクダ」です。

花粉の季節が終わり梅雨入りまでの間、穏やかな気候ですね。晴れ
沖縄は梅雨入り雨をしたようですが、それ以外の地域ではまだもう少し先です。

家でゲームをしたり、作品づくりに精を出すのもいいですが、
新緑を探しに外へ、散歩にでも出かけましょう!
行った事のない街や降りた事のない駅、入った事の無い路地を入れば
日常とは違った世界が広がっているハズです。

今まで気付かなかった事に気付いたり、新しい発見をしたり、
行き詰っていた問題の解決方法が急に浮かんだりするはずですひらめき
気分転換になって仕事の効率もアップグッド(上向き矢印)します。

集中して打ち込んでしまいがちな人も多いと思います。
締め切りに追われてはまり込むと、どんどん深みにはまってしまったりもします。
一度リフレッシュしたほうが解決の糸口が見つかる事も多いです。

他の職種でも同じ事が言えますが、我々エンターテイメントにかかわる人間にとって、
より多くの事に触れ、多くの引き出しを持っておく事は大切な事です。
発想や心が豊かなほうが、よりよいモノづくりが出来るでしょう。

せっかくのこの季節、のんびり散歩でリフレッシュしてみては?
素敵黒ハートな出会いに巡り合えるかもよるんるん

posted by 管理人 at 19:35 | Comment(0) | いいモノづくり道

2009年04月24日

習慣のリファクタリング

こんにちは、ナカムラです。

みなさん、考え事に集中しすぎて失敗したこと、ありますか?
電車の自動改札で、定期やICカードと間違って社員証出したりとか。
家の鍵パスワードを出したりとか。
私はかつて、150円有料を入れそうになったことがあります。
自販機と間違えてジュースでも買うつもりだったようですもうやだ〜(悲しい顔)
でもまぁ似たような失敗は、世界の偉人だって経験してるんですから、気にすることはありません!
かのアインシュタインは、考え事に夢中になって、時計を鍋に入れて煮込んだと言いますし、ニュートンだって…。

*

いつものストーブの前で、いつもの椅子に座り、いつものように読書にふけるニュートン。
やがてストーブの熱がジリジリと肌を突き刺すようになってくると、身をよじるようにして向きを変え、熱さに耐えるニュートン。
そんな様子を目にしていた人が、

「ニュートンさん、もう少し椅子をストーブから遠ざけて座ったらどうですか?」
と言うと、

「おお!それはいいアイデアだぴかぴか(新しい)実にいい方法を教えてくれたねわーい(嬉しい顔)
と感謝したとか。

自分の専門分野である科学全般については、常識を打ち破る飛躍的な発想を生み出すにもかかわらず、日常生活ではまるで思考停止しているかのように「今までやってきたこと」を単純に繰り返す、なんていう面もあったのが意外です。
おそらく、自分に関わる全ての常識を疑ってたら、疲れるんだと思います。

*

「習慣」や「常識」のメリットとして、一度テンプレートを決めてしまえば、次回からは悩むことなく作業を進められる、という事があります。
ヘキサドライブでも、そういったテンプレートをWEB上にアップして、みんなから閲覧できるようにしています。
PCのセットアップ方法や、各種アプリケーション導入、開発環境構築手順などなど…。
新入社員も、それに沿って作業を進めれば、基本的には迷わずに済む手(グー)という事を目指しています。

一方デメリットとしては…、環境が変化してかつての習慣や常識が通用しなくなった状態でも、相変わらず同じ行動を続けてしまう…という点が挙げられます。
1年前にWEB上にアップした作業手順を改めて見ると、「情報が古いわがく〜(落胆した顔)」なんて事もたまにあります。たまに、ねたらーっ(汗)

みなさんも一度、自分が習慣的に行っている行動を見直してみてはいかがでしょう?
習慣のリファクタリング、と言えるかも知れませんね。

posted by 管理人 at 15:06 | Comment(0) | いいモノづくり道

2009年04月17日

シリアスゲーム

こんにちは、イワムーですわーい(嬉しい顔)

ヘキサドライブのある大阪では
スギ花粉が終わりを迎え、ホッと一息つくのも束の間、
ヒノキ花粉が猛威を振るっています・・・。
重度の花粉症の私には辛い日々がまだまだ続きますあせあせ(飛び散る汗)

さて、皆さんも日常の様々なシーンでゲームから学んだ知識が役に立った経験が少なからずあるのではないでしょうか?
脳トレなどの学習ソフトはもちろんなのですが、なにもそういったゲームに限ったことではありません。

先日、合コンに私が参加した際の話なんですが、対面の女性から
「好きな武将は誰ですか?」
と突拍子もない質問が私に投げかけられました。
まさか合コンでそんな質問が飛んでくるとは思いもせず、鳩が豆鉄砲を食らったような顔で返答に困ってしまいましたふらふら
その後話をしていてわかったのですが、どうやら彼女は「レキジョ(歴史好きな女性)」だったようなのですひらめき
日本の歴史に疎い私は返答に困った末、戦国BASARAでメインキャラとして使用していた「真田幸村」と答え、ことなきを得ましたわーい(嬉しい顔)

また、私は東北や四国や九州には一度も行ったことがないのですが、桃鉄を通して各地方の名産品などが頭に入っており、その地方出身の方との会話のきっかけになった覚えもありますペン

昨今の脳トレなどの学習ソフトやWiiFitなどに顕著ですが、娯楽以外のゲームの用途が最近増えてきていますね。
専門的にはそれらは「シリアスゲーム」と呼称され、アメリカではシリアスゲーム専門の会社が数百社もあるそうですexclamation×2(ちなみに日本は1社だけ)

シリアスゲームに代表されるように、ゲームの持つインタラクティブなエンターテイメントの可能性は今後まだまだ発展の余地があるように思えます。

私も日頃からゲームの新たな可能性のアイデアを温めておきたいと思いますパンチ

posted by 管理人 at 15:26 | Comment(0) | いいモノづくり道

2009年04月09日

クオリティ

こんにちは、ナカムラです。

以前のブログでも何回か紹介しましたが、ヘキサドライブではインターン生を受け付けています。
ヘキサドライブに来てもらったインターン生には、ゲームに必要なプログラムの作成を教えた後、ゲーム自体を作成してもらうという課題を与え、最終日にはプレゼンテーションという形で成果物を発表し、ヘキサ社員にレビューしてもらうという流れになっています。
そこには小規模ながらもゲーム開発の縮図があり、プレゼンテーション前日には実際のゲーム開発開発完了直前さながらの緊張感たらーっ(汗)が漂います。
もうバグは無いのか?もっと面白くならないのか?
プレゼン直前までキーボードを叩く姿には、ハラハラあせあせ(飛び散る汗)されられますが、
「まだまだ面白くできる!」
という、ギリギリまで努力を続ける熱い思いが伝わってきます。

*

我々の仕事は、無限に努力し続けることができてしまいます。
ゲームの面白さやクオリティに明確な上限なんて無いからです。
しかし、どこかの段階で、努力の割にクオリティが上がらない状態に至ります。
そのタイミングを、アップ(開発完了)より前に持ってくることが出来れば、ベストぴかぴか(新しい)だと思います。

経験上、クオリティは開発終了間際に飛躍的にアップグッド(上向き矢印)する事が多いように思います。
一見すると、まるで夏休み終了間際に慌てて宿題を片付ける小学生のように見えるかも知れません。
決して、開発前半でサボっている訳ではないんですよ!
このような事態になってしまうメカニズムは、大体次のような感じだと思います。


努力(コスト)とそれに対応する結果(成果物とそのクオリティ)は、必ずしも等価交換ではありません。
少ない努力で大きなクオリティアップを得ることもあれば、多大な努力の割に少ししかクオリティアップしない場合もあります。
特に開発着手時は、目に見える成果物がほとんどあがってこない状態が長期間続きます。
ゲームの基礎工事とも言えるシステム部分を、コツコツと作成しているからです。
それをストレスと感じるタイプの人にとっては、産みの苦しみとも言える、辛い期間たらーっ(汗)だと思います。


開発終盤は、ゲームを作る上での素材が大量に揃い、誰の目から見ても
「ああ、このゲームはこんな感じに完成していくのかひらめき
というのが明らかになる時期です。
今までは、完成形を頭の中でイメージできている一部の人しか参加できなかった「ゲーム作り」に多くの人が関われるようになり、色んな人の意見が乱立する状態でもあります。

色んな人が、自分が面白いと感じるものを目指し、アドバイスしてきます。
それぞれの人は良かれと思いながらも、結果的には「自分好みのゲームにしよう」というアドバイスを投げてくる事も往々にしてあります。
コンセプトをしっかりしておくと、その辺りの方針がブレずにすみます。

*

このような事は、大規模なゲーム開発でも起こりますし、インターン生に課題として出している、小規模なゲーム作成でも起こります。

卒業作品や就職作品でゲームを作っている方も、是非周りの人にプレイしてもらって、色々意見を聞いてみて下さい。
アドバイスを取りまとめたり、取捨選択するのは大変ですが、クオリティが飛躍的にアップグッド(上向き矢印)すると思いますよ。

posted by 管理人 at 20:14 | Comment(0) | いいモノづくり道

2009年03月16日

仕事と休憩

こんにちは、ナカムラです。

この時期、就職作品の作成に勤しんでいる学生さんも多いと思われますが、どのようなペースで作業されてますか?
プログラムに夢中になると、ついつい疲れを忘れて集中してしまいますが、本人の自覚しないところで能力は落ちているものです。
今日は仕事と休憩について、話をさせて頂きます。


*


考え続けることによる弊害は、段階を追って現れてきます。
その様子を、横軸に時間経過、縦軸に成果物のクオリティを割り当ててグラフにしてみると、次のようになると思います。


1バリバリ働ける状態

20090316_1.png

目標の及第クオリティに、期間内に達することが出来る状態です。
作業し始めは誰でもこういう状態だと思います。



2能率が低下する状態

20090316_2.png

及第となるクオリティに達するのに、予定以上の時間が掛かる状態です。
ちょっと疲れてきたかな〜という感じですね。


3クオリティが落ちる状態

20090316_3.png
及第点に達することが出来ない状態です。
この状態になったら、さっさと休憩した方がいいです。作業が結果に表れてないんですから、実質休憩してるのと一緒ですし。


4ミスを発生させる状態

20090316_4.png

働けば働くほど、クオリティが落ちていく状態バッド(下向き矢印)
働かない方がマシな状態です。
こんな状態なんてあるのか?とお思いでしょうが、あり得なくもないです。特にプログラマは。
例えば、徹夜で組んだプログラムがバグってて、翌日以降はそれを直すことに費やす…とか。
休んでた方がよかったじゃん!ふらふらと思える状態ですね。

まあここまで極端な能率ダウンは起こらなくても、作業をし続けた結果次のような状態になって、「あれ?間に合わねー!」なんて事は十分にあり得ます。

20090316_5.png


実際のゲーム開発では上記の4つの状態が、日ごと、時間ごとに入り乱れてやって来る訳です。

*


休憩時間中は、時間が経過すれどもクオリティが上がる訳ではないので、3の状態です。つまり、適度に休憩を入れながら仕事をするというのは、次のグラフのような状態を目指すという事です。

20090316_6.png


かといって、休憩を取りすぎると次のようにもなりますから、気をつけて…。家で作業してると、ついついこうなってしまう人は多いんじゃないでしょうか?

20090316_7.png


*

自分が今どの段階にいるのかというのは、案外自覚しにくいです。
肉体の疲れなら、体が神経を通して危険信号雷を伝えてくれますけど。
自分なりの目安を設けていると、「あ、疲れてきてるふらふら」というのがわかりやすくなると思います。
私の場合、「思い出す」という行為に時間が掛かるようになると、疲れてきてるんだなと判断しています。
あと、100から7を順に引いて、最終的に2になるまでスムースに計算できるかどうか、試してみるとか。
今、この計算をやったら最終的に1になってしまったので、ちょっと休憩してきますたらーっ(汗)

では、また手(パー)

posted by 管理人 at 18:09 | Comment(0) | いいモノづくり道

2009年01月22日

卓上カレンダー

こんにちは。平尾です。
先日、オバマ大統領の就任演説を生放送で見よう!と意気込んで臨みました。
が、そんな歴史的イベントの最中に寝てしまい、みごとに見逃してしまいました眠い(睡眠)
仕方ないのでネットで動画を探して見直そうと思います。


昨年末、取引をさせていただいている各会社様から卓上カレンダーをいただきました。
ありがとうございましたぴかぴか(新しい)
ただ残念なことに、少し余り気味になってしまいました。
でもこのまま使わないのはもったいないので、卓上に置ける分は置くことにしよう、と勝手に自分でルールを決めました。
その結果、個人的に使用していたものも含め、卓上カレンダーが6つと壁掛け型カレンダーが2つ、自分の席にあります。
あ、訂正です。ひとつは乗り切っていないので隣の本棚の上に置かせてもらっていますあせあせ(飛び散る汗)


普段そんな数を使うことはないと思うのですが、それらをまんべんなく見てみますとそれぞれいろんな工夫が凝らされているのに気付きました。
・シンプルにまとめるために数字だけになっているもの。
・西暦だけでなく、和暦(平成○年)と入ったもの。
・ひとつ前の月、次の月が小さく載っているだけでなく、さらにその次の月が載っているもの。
・卓上型にも壁掛け型にもできるタイプのもの。
・絵なども一緒に添えて彩りをよくしてあるもの。
さらにそれらが使っている文字や文字のサイズ、レイアウトや使用している色、紙の材質など、使用する人のニーズに合わせて様々な工夫があります。
日常のふとしたものからでも、こういったことが学べるのかと少し感激しましたひらめき
普段何気に使用しているものは先人たちが磨き上げてきたものの結晶なんですね。勉強させていただいてます!

ユーザーに合わせてより的確で快適なものを提供していける、そんなゲーム制作者でありたいと思いましたわーい(嬉しい顔)

posted by 管理人 at 12:54 | Comment(0) | いいモノづくり道

2008年12月03日

ローカルルール

つい先日、久しぶりにトランプの大富豪やUNOで遊ぶ機会がありまして、その際に驚いたことがあります。
UNOや大富豪などの有名なゲームには、ローカルルールが存在する事は知ってたんですが、その種類が年々増加していることにビックリしました。

例えば大富豪の場合

・連番
・都落ち
・革命返し
・スペ3返し
・8切り
・11バック
・色縛り、数縛り
・ジョーカーを最強のカードとするか、ワイルドカードとするか、その両方を兼ねるか
・カード交換の際、貧民側がジョーカーを渡さないといけないか、渡さなくていいか
・カード交換の際、富豪側は最弱のカードを渡すのか、任意のカードを渡せるのか

などなど…

それぞれのルールにも、また細かなバリエーションが存在しています。
詳しくはこちらをどうぞ。

もう覚えるのだけでも大変です!ふらふら
昔はこんなにバリエーションは無かったですよ!あせあせ(飛び散る汗)

挨拶が遅れました。新しいローカルルールについていくのがやっとの、ナカムラですたらーっ(汗)

*


実際のゲーム開発でも、長いゲーム開発期間の内に、少しずつゲームのルールが増え、複雑化するという現象が起こる事があります。
開発に携わっている人たちにとってみれば、徐々に増えていくルールを覚えるのに、特に苦労はありません。
しかし、初めてゲームをプレイする人にとっては、すごく敷居の高いものグッド(上向き矢印)になってしまいます。
それを避けるために、一旦ルールを整理したり、チュートリアルを設けたり、ゲーム序盤ではルールを制限し、ユーザの慣れと共に制限を解放するなど、工夫を凝らします。

*


コンピュータゲームで大富豪を作る場合、ローカルルールをサポートするのは結構大変です。
オプションでローカルルールを選択できるようにするとは思いますが、全てのオプション選択パターンで正常動作するのを、チェックするのがまず大変です。
しかし、それでローカルルールを完璧にカバーできるのかというと、そういう訳ではありません。
ローカルルールはその名の通り、全世界にどれだけあるかわかりません。
仮に現状存在するローカルルールを全てオプション内に網羅したとしても、これから増え続けるルール全てに対応することは出来ません。

一方トランプやその他のカードゲームなどは、ユーザーが新たなローカルルールを気軽に発案し、実験できるという手軽さがありますよね。

新たなルールを創造し、プレイしてもらう

それこそ、ゲームクリエイターが感じている喜びの1つです。

「ローカルルール作るの大好き!わーい(嬉しい顔)
と言う人は、ゲームクリエイターの資質があるかもしれませんよぴかぴか(新しい)

posted by 管理人 at 14:33 | Comment(0) | いいモノづくり道

2008年11月21日

プログラマーという職業

こんにちは、イワムーですわーい(嬉しい顔)

ヘキサドライブはプログラマーの会社です。
もちろん私もプログラマーとして日々働いています。

プログラマーという職業を一言で表すと、
屋台骨と言えるのではないでしょうかひらめき

プログラマーという職業と切っても切れないものにバグがあります。
バグって何?」という人のために簡単に説明しますと、
プログラムが作成者の意図しない動作をすることです。
またそのバグを探して取り除く作業をデバッグといいます。

ゲームが発売される前には、このデバッグ作業が入念に行われます。
発見された各バグは可能な限り修正を行います。
商品のクォリティアップのため、
ゲーム開発の正念場ともいえる作業になりますダッシュ(走り出すさま)


ゲーム開発において、プログラマーは、
最初から最後までプロジェクトに大きく関わることになります。

1序盤
システム作りが主な仕事となります。
ゲームの企画案から、どんなシステムが必要か洗い出し、構築していきます。

2中盤
ゲームの作りこみ時期になります。
面白くするために試行錯誤してトライアンドエラーを繰り返したり、
ときにはシステムを作り変えたりもします。

3終盤
クォリティアップの追い込み時期。
上述のデバッグ作業が主になります。

こうして終始プロジェクトに大きく関わるので責任は大きいですが、
その分やりがいも非常に大きく、まさに屋台骨といえる存在になりますexclamation×2

私もさらに太く上質な屋台骨になれるよう精進して行きたいと思いますパンチ

posted by 管理人 at 13:14 | Comment(0) | いいモノづくり道

2008年09月10日

トレンド

こんにちは。平尾です。
季節の変わり目で温度変化が激しく、体調を崩してしまう人もいるのではないでしょうか。
ゲームのやりすぎで睡眠時間を削られてフラフラ、なんてことをしてると危険です。
皆様お気をつけください。
・・・と自分に言い聞かせてみます。


新しいデザインの「iPod nano」と「iPod touch」が発表されました。
新デザイン&性能アップにより、より魅力ある商品になってきましたが、ちょっと気になる機能がひとつあります。
「iPod nano」本体をシャカシャカ振ることで曲をシャッフルさせるというもの。
普通に音楽プレイヤーとして考えた場合、そんなに使う機能ではないと思うんですが、あえてこういうキャッチーなものを取り入れるところにセンスを感じます。

最近のデジカメでもそうですが、本体を持ち替えたときに画面表示を縦横入れ替える機能があります。
加速度センサーから重力方向をとってきて入れ替えていると思うのですが、それを応用すれば上記のシャッフルが実現できるのではないかと推測します。
既存のハードウェアを応用して、ソフトウェアだけで新しい機能が実現できているなら、無駄がなくスマートです。

初めて触ってみて、今までになかった面白さを感じることができる。
「iPod touch」が出た当初もマルチタッチディスプレイを使っている感覚が新鮮で、触ってるだけでも楽しい感じがありました。
今回もシャッフルするだけで、しばらくは楽しい時間が過ごせるかもしれません。


こういった感覚に訴えかけるものはゲームでも重要視されてきているのか、加速度センサーが入ったコントローラーが増えてきてます。
今までは多くのゲームがグラフィックの綺麗さなどでアピールしていましたが、操作感覚の楽しさで売るようなものが増えてきています。
こういった時代の流れに取り残されないよういろんな角度から研究しつつ、それを踏まえたうえでシャッフルのような応用したものが作れれば、より多くのユーザーさんに喜んでもらえるのではないでしょうか。

多くの人に楽しんでもらえる作品を世に出せるよう、
ヘキサドライブはこれからもがんばっていきます!

posted by 管理人 at 13:20 | いいモノづくり道

2008年09月08日

ゲームプログラマーの情報源

こんにちは!イワサキです。わーい(嬉しい顔)

今週はCEDEC2008が東京で開催されます。
私もこのCEDECへ参加してきます。デベロッパー同士で交流ができるということや、その交流でたくさんの情報を得ることができるのがとても魅力です。ぴかぴか(新しい)

私の学生時代もそうでしたが周囲から得られる情報というのは学生のうちはとても少ないように思います。しかしこれは本当に少ないのではなく、その時にその情報を得る方法を知らなかっただけなのです。

今はインターネットも普及して検索エンジンも高性能化していますので一昔前と比べると格段に情報へのアクセスがしやすくなってきていますよね。
私の場合はネット上からの情報と、CEDEC, GDC, SIGGRAPHのような交流セッション等から情報ひらめきを得ることが多いです。

そのときに必要になるのはやはり「英語力」。
英語力とは言っても「読む」ことさえできればかなり情報へのアクセスの敷居は低くなると思います。喋れなくても書けなくても読むことさえできれば吸収することができます。
最近はWEBの翻訳エンジンなどもある程度精度が上がってきていることと3Dゲーム開発における専門用語(Vector, Matrix, Inartia, momentなど)も多く混ざっていますので小説のような文章よりは読みやすいように思います。

論文の中に図解やグラフが載っていることもあります。
文字と違って絵は万国共通で伝わるものがありますのでそこからある程度内容を予測・推測してから読み始めると良い助けになると思います。

海外の文献の例で紹介するとnVidiaのGPU Gems1のHTMLでのフリー公開資料があります。

http://developer.download.nvidia.com/books/HTML/gpugems/gpugems_copyrightpg.html

リンク先の右のリストからそれぞれの内容を閲覧することができます。

これを翻訳エンジンで日本語化すると次のようになります。
http://translate.google.com/translate?hl=ja&u=http%3A%2F%2Fdeveloper.download.nvidia.com%2Fbooks%2FHTML%2Fgpugems%2Fgpugems_copyrightpg.html

意訳ではありませんので一部謎な文章になっていますが、読むときにある程度の指標にはなるとおもいます。

このように、たとえ英語が苦手でもやり方次第で情報を拾いに行くことが可能です。

我々も受身ではなく常に新しい情報を手に入れるために動かなければなりませんね。
新しいことを知れば知るほど自分自身のアイデアの引き出しが増えていきます。
開発チームが企画の実現方法に困っているときに
「こんなのはどうですか?」「こうすればできますよ」「こんなこともあろうかと…」
とアイデアを出せるだけでも大きな違いになってきます。

”技術”は実現のための手段ですので、持っているものはひとつでも多いほうがいいですよね
ヘキサドライブは高い技術力と安定した企画実現のためにこれからも技を磨いていきます。グッド(上向き矢印)
ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

posted by 管理人 at 10:56 | いいモノづくり道