
そりゃぁもう、風邪もGETします。1度ならず2度までも

こんにちは、病院のお世話になったハラです。
今回は、データのロードについて、ちょっと面白かったことについて書いてみたいと思います

ロードというと、データを読み込む行為であり、ユーザーさんには終わるまで待っててもらうことになります。
せっかく遊んで頂きたいのに、待ってもらうのは心苦しいものです

プログラマとして出来る事といえば、ロード時間を短くすること

そのため、データのサイズを小さくしたり、ファイル数を少なくしたり、データ構造をシンプルにしたり、
キャッシュとしたり、バックグラウンドで読み込んだりと色々な対策を施します

素晴らしい対処がされたゲームは、ロード時間が大幅に短くなります。恐るべし・・・
とはいえ、大幅な場面転換など一度に読み込む量が多い場合は、どうしてもロード待ちが起きてしまいます。
ロード時間はハードウェア上の限界があるので、私としてはある意味仕方が無い・・・と、受け入れている部分がありました

しかし、ロードに対して違うアプローチがあると気付かされるゲームがありました

ロードしていたとしても、それがロード画面だと気付かれなければ良いんだと


そう気付かされたゲームの1つにSIRENがあります。
SIRENでは、1つ1つのステージの名前が「人物名 開始時刻」という形になっています。
例えば、「○○ ×× 13:00」という感じです。
ステージを開始すると、ステージ名である人物名と開始時刻が数秒前の状態から表示されます。
そして、開始時刻に向けて刻一刻と時間が経過していきます・・・・・これが怖い

ホラーなゲームなので、始まるまでの間に緊張するのですが、時間を告げられるのがそれを強調してくれます。
シンプルながら怖い演出だなぁ・・・・・・と思ってたら、ロード画面でした

みなさんはすぐに気付かれたかもしれませんが、私はすっかり騙され、ロードを待ってるつもりはありませんでしたね・・・・

もう1つ、ゴッドオブウォーについても書いてみたいと思います。
このゲームでは、ステージの途中に明確なロード画面はありませんが、途中途中でボタン連打で開く扉があります。
この扉がある場合、一方通行の移動であり、ステージの情景がガラリと変わるタイミングでもあります。
この場面転換に必要なロード時間を稼ぐために、ボタン連打を行う設計になっているようです。
(以前、ボタンを連打しながらディスクを抜いて、ロードが終わらないと進まない事を確認したつもりなんですが、間違ってたらすいません

そうとは気付かず、少しでも早く扉を開けようと連打したものです・・・・

他にも、ロードと気付かせないゲームはありますが、今回はこの辺りで。
プログラムに集中していると、実際にそれをプレイするのは遊び手だと忘れることがあったりなかったり。
プログラムだけでは対処しきれないことでも、遊び手の視点から見たら別の対処があるかもしれませんね。
良いモノ作りを目指すため、なるべく多彩な視点を維持したいものです
