個人的な事ですが、掃除や片付けが苦手です

掃除した結果キレイになる事は嬉しいんですが、掃除する過程そのものが退屈で億劫で…。
しかし、この悩みを解決する手段のヒントを、見つけましたよ

・ゲームニクス
・ゲームメソッドコンサルティング
・ゲーミフィケーション
ゲームニクス、ゲームメソッドコンサルティング、ゲーミフィケーション、それぞれ厳密な定義、目的は異なるようですが、ゲーム開発で培われたノウハウを、ゲーム以外の分野に応用しようという試みであることは共通しています。
ゲームニクス、ゲームメソッドコンサルティングに関しては、先日の CEDEC 2012 でもセッションが持たれていました。
***
そもそも、ゲーム開発で培われるノウハウって、具体的には何でしょうか?
「面白さ」の作り方?
もちろんそれもありますが、それだけではありません。
みなさん、日常生活で使う道具や仕組みに対して、
「使いにくい!と感じた事はありませんか?」
「わかりにくい!」
ゲーム開発経験者なら、さらにその一歩先の感想として、
「自分だったら、こう改善するのにという思いを抱いた事が、少なからずあるのではないかと思います。」
ゲームにとって大切なのは面白さである事は言うまでもありませんが、それと同様に分かりやすさと使いやすさ(操作しやすさ)も重要な要素です

ルールが分かりにくかったり、操作がしにくかったりすると、面白さが大きく損なわれてしまいますからね

優れたゲームには、「使いやすい!」どころか「操作しているだけで気持ちいい

つまり、ゲーム開発者は面白さを追求した結果の言わば副産物として、分かりやすさと使いやすさを向上させるノウハウも、自然と身につけているわけです

(ゲームによっては、あえて操作を難しくしてゲーム性を高めているものもありますが、ここでは例外とします)
「使いやすさ」「分かりやすさ」は、すぐにでも他分野へ応用が利きそうなノウハウですが、是非とも「面白さ」を他分野に応用したいんですよね。
これは私見なのですが、スポーツや学術などで一定の成果を修めている方々の中には、努力すること自体をゲーム的に捕らえている人が多いのではないかと思います。
普通の人なら努力する事自体に苦痛を感じたり、頑張りを必要とするところを、楽しく感じて延々と努力し続けられるからこそ、それらの人達は人並み以上の成果を得られているのではないでしょうか。
逆に言えば、多くの人が苦痛に思うような作業にゲーム性を加える事ができれば、沢山の人がより多くの成果を得る事ができるのではないでしょうか

***
…というわけで、掃除機にゲーム性を加えられないものでしょうか。
大げさに色々述べた結びがこんなのですみません
