バージョン管理してますか?
ファイルのバックアップをとったりするのにhoge-2.txtとかbar-3.cppとかしてないですよね。。。
バージョン管理は、簡単にいえば、ファイルの歴史を管理するものです。
ファイルの内容がどう追加されたのか、削除されたのか、ファイルがどこに移動したのかなど。
これにより、ファイルをある時点のときまで巻き戻したり、ある日時のときの状態と現在の状態の差分をみたりなど、いろいろできます。
このようにファイルの歴史/履歴 (バージョン) を管理するのが、バージョン管理システム(VCS)です。
hoge-2.txtなどからは おさらば です。
VCSにもいろいろあります。
RCS,CVS,Subversion,Git,Mercurial,Bazaar...などなど。
このうち、CVS,Subverison(SVN)をクライアント・サーバ型、後ろ3つを分散型なんてカテゴリ分けされたりしています。
それぞれの特徴は調べていただくとして、今回は私がプライベートで主としてつかっているGitについて。
しかも、プロジェクトなどで使っている主なVCSをSVNとした場面限定。
多人数プロジェクトでVCSを使うとどういいのかというのも調べていただくとして...
例えば、今関わっているプロジェクトやオープンソースプロジェクトの管理にSubvresionが使われているとします。
基本的にはSubversionでやりとりすることになります。
でも、私としてはGitを使いたいのです。
だって、がしがしブランチ切りたいし、マージ早いし、自分のバックアップリポジトリにもpushしておきたい。
私はSubversionのブランチ→マージがちょっと重いなと感じていて、ちょっと使いづらいなぁと。。なので、Gitに。
とはいえ、私がバージョン管理を使い始めたのはcvsからなのですが、それと比べるとSubversionは断然イイんですけどネ。
Gitなど分散型VCSより、Subversionがイイという人も多くいます。
これは、好みだったりそのプロジェクトに合ってるのは何かだったりで決まったりします。
そんなとき、Gitのgit svnコマンドです。
OSXのMacPortsを使用するときは「+svn」を忘れないように。
$ sudo port install git-core +svn
GitでSVNリポジトリをさわる基本コマンドを抜粋して紹介します。
まずは、SVNリポジトリからチェックアウト。オプションは各自調べてください。
$ git svn clone -s リポジトリパス(svn://hogehoge や http://foobar/hogeなど)
そして、git branchなどでfeatureブランチ、releaseブランチ、topicブランチなどがしがち使い、
そこからgit merge、ときにはgit pushなど、普段通りにgitを使います。
SVNリポジトリで更新された内容を取り込む。
$ git svn rebase
一通り修正なり、機能追加など確認できて「SVNリポジトリに戻すかな」ってときは、
$ git svn dcommit
これでリポジトリがSVNでも手元ではGit使えるぜぃ!となってシアワセになりました。
Enjoy Git Life!!